こんにちは!名古屋を拠点にお店や病院などの看板デザイン&看板制作をしている看板クリエイトです。
(看板クリエイトがどんな看板会社なのかはこちら!)
毎月多くのご相談を頂いているのですが、「看板の費用がいくら掛かるのかわからない」と言うお声を多く聞きます。看板の費用が分からないのは当然ですよね。
正直言うと看板サイズ、設置場所は人それぞれなので看板費用は違ってきます。
同じものを販売しているようで、実は違うのが看板です。
経営・予算を考えると看板費用を安く抑えることに越したことはありませんが、価格を抑えるためにドンドン削っていくと後で後悔が待っているかも知れません。
今回は看板に費用を少し解説します。
安い看板見積と高い看板見積
看板屋さんに看板見積を依頼すると出てくる金額に差があるかも知れません。
安い見積が出てきて・・・「安い!!ここに依頼しよう!」
とすぐに決めるのは危険かも知れません。
安い看板見積の理由
看板を安く抑えることに越したことはありませんが、安い見積にはそれだけ理由があることを知っておきましょう。逆に高い見積にも理由があります。
他社よりも安い看板見積は基本的に必要なものが削られている見積書の可能性があります。
それは、安い故に耐久性がない資材を使っていたり、施工が雑なケースもあります。
看板を設置した時は良かったが、数ヶ月、数年してから大きく後悔が待っている・・こともあります。
安い看板見積で省かれている項目
安い看板見積には理由があると言いましたが、よく省かれている項目を解説します。
「安いなぁ!ここは良い会社だ!」と思ったところは実は必要なものが抜けていて、安く見せているかも知れません。
看板のアルミ枠(アルミフレーム)
看板見積を安くするために省かれている物がアルミフレームです。
個人的にアルミフレームの有無で見積で負けること多くあります。(泣)
なぜアルミフレームをこちらが提案したのか理由を話しても聞く耳持たなくて、数ヶ月後に看板やり直してるお店・・いくつかありました。
結局、看板の費用が2倍と言う悲劇ですね。
他社よりもアルミフレームを抜いて、安く見せている看板屋さんは多くいます。
本当に必要がなかったら良いのですが、必要なのに省く所があります。
必要なアルミフレームがないと何が起こるのか?
アルミフレームを抜いた影響
必要なアルミフレームを省いてしまうと何が起きるのか?
1つ目はひび割れが発生します。
看板は複合板と言う資材を繋ぎ合わせて、上からシートを貼ります。
大きな看板になれば繋ぎ目は増えていきます。
ここでポイントとなるのが、壁面です。
真っ平な壁面なら良いですが、真っ平な壁面の建物なんてありません。
人が作るものなので、歪みもあれば傾きも少しあります。
さて、そこに真っ直ぐな複合板を平行に繋ぎ合わせることはできるでしょうか?
綺麗に繋ぎ合わせることができなくても、上からインクジェットシートを貼って隠すことができるので、見た目は綺麗に見せることができます。
問題はその後です・・・。
雨が降り、風が吹き時が経つにつれて歪みが発生します。
歪みが発生すると繋ぎ目のところが縦に破れ始めます。
これで白い縦線が看板に発生です。
そこからの劣化は早くて、どんどんビリビリと破れていきます。
5年使える看板が1年、2年で汚く破損した・・そんなケースはアルミフレームを省いているケースがあります。